畳表(たたみおもて)の種類や特徴

こんにちは。リフォームライフの橋本です。
前回は畳について、畳縁あり畳縁なしの違いや特徴についてご紹介させて頂きました。
本日は畳表(たたみおもて)の素材についてご紹介いたします。

畳は畳床畳表(ござ)縁(へり)でできており、畳表とはい草の茎などと糸(麻糸か綿糸、もしくはその両方)とで織ったござのことを言います。簡単にいえば名前通り、畳の表部分ですね。麻糸の使用比率が高いほど丈夫で、価格も高くなるなど特徴がございます。
畳表は産地によっても特徴や価格に違いが現れますので、こちらを説明します。

国産表

国内十数か所で生産されています。色調、光沢、地合いは生産地方によって様々です。中国産と比べると自然な色合いでイグサにねばりがあり耐久性があります。価格は中国産より高くなりますが、普及品から特選品まで豊富にそろっています

畳表(向日市)

中国産

価格が安く国内約8割が中国産になっております。集合住宅や賃貸住宅等に多く使用されています。国内産との比較ではイグサの取り扱いの差などから耐久性は低く、畳表に着色料が使われており、国産のものと比べると自然の風合いに欠ける物になっています。
ただ、近年では、日本のイグサを中国に運び栽培、日本企業の技術指導により上質な畳表も造られるようになりつつあります。

畳表(長岡京市)

化学表

 イグサを使用せず、新素材を使って畳表風に仕上げた製品です。原料はメーカーによって様々ですが、天然の和紙やポリプロピレンを原料としているものもあります。
 長所としては、従来のイグサ畳表にくらべ耐久性が有り、変色もほとんどなくダニやカビの発生も抑えます。また工業製品であるため商品ごとのバラつきがなく常に安定した品質と価格を提供できます。
 短所としては、イグサ畳表に比べ風合い色合いに乏しく特有の香りもありません割高製品になります。

畳表(大山崎町)

本日は畳表の産地についてご紹介させて頂きました。
畳を選ぶ際は畳縁だけでなく、畳表の素材や産地まで考える必要があり、選択肢がたくさんあります。価格重視色合いやにおい重視か、人によってさまざまですね。
ただ、普段生活するお部屋に使用するものであれば、畳は消耗品になるため価格重視の方が多いのでは、と思います。もちろん、お部屋の用途などによりますので、それらも踏まえた最適な提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にお問合せください。

向日市長岡京市大山崎町のリフォームはリフォームライフにぜひご相談ください。

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