投稿記事でご紹介した屋根の種類と耐用年数について、こちらのページでまとめさせていただきました。
屋根のリフォーム等をご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
下の写真2枚、なんの写真かおわかりでしょうか。


こちらは屋根のメンテナンスをせずに放置してしまった結果、屋根の寿命がきてしまった写真になります。
このような状態になると、雨漏りからシロアリの発生などを引き起こし、高額なリフォーム代が必要となってしまいます。
ただ、日常生活で屋根を見る機会は少なく、気づけば[時すでに遅し]なんてこともよくあります。
そこでしっかりと屋根の耐用年数を知って、定期的なメンテナンスを心掛けましょう!!
1.粘土瓦

まずは粘土瓦のご紹介です。
粘土瓦は通称:日本瓦とも言われており、古来から使用され続けている瓦になります。
耐用年数は50年~100年といわれており、場合によっては100年以上使用され続けているものもあります。
粘土瓦は、屋根の耐久性が高いため、メンテナンスされない方も多いようですが、
20年~30年でのメンテナンスをおすすめいたします!!
というのも、粘土瓦こそ耐用年数が過ぎると高額な修理代が必要なことも多く、
「メンテナンスしておけばよかった」と一番後悔する屋根になっております。
2.ストレート屋根

ストレート屋根とはセメントを材料として作られた屋根になっております。
化粧スレート・コロニアル・カラーベストなどと言われております。
ストレート屋根は種類も多く、費用も安く施工できるため、人気も高く新築時によく使用されております。
ただ、こちら前回紹介した粘土瓦と比べると、薄く加工されているため、工事価格は1平方メートルあたり5,000〜15,000円、耐用年数は20~25年程度と言われております。
こちらも定期的にメンテナンスをしないと、雨漏り等が起こる可能性もあり、修理が必要になります!!
※とは言っても、粘土瓦と比べれば費用は安く、全体的なコストパフォーマンスは高い屋根になります。
メンテナンス時期は8~10年を目安にしていただければ問題なく過ごせるかと思います。
3.ガルバリウム鋼板

前述の通り、ガルバリウム鋼板とは金属材料で作られた屋根になっております。
具体的にはアルミニウム・亜鉛・シリコンによって作成されたものとなります。
ガルバリウム鋼板のメリットは、金属材料にも関わらず、錆びにくく、耐久性が高くなっております!
また、熱が反射しやすい素材のため、家の中が暑くなりづらい、防水性が高いのが特徴です。
逆にデメリットとしては、防音性が低いことと、素材の価格が高いため、初期導入費用が高くなります。
とはいっても、1平方メートルあたりの工事価格(製品代・工事代含む)は10,000〜15,000円程度になり、耐久年数は20年~30年以上で、メンテナンスも耐用年数と同時期に行えば良いものになりますので、全体的なコストパフォーマンスは高くなっております。
ストレート屋根同様、人気の高い屋根材ガンバリウム鋼板についての紹介でした。
4.セメント瓦

セメントと砂を原料にして作られた屋根、それがセメント瓦です。
こちらは塗装でできているため、メンテナンス時に塗装する必要がございます。
セメント瓦のメリットは、粘土瓦と比べて低価格な瓦となっております。また、断熱性や防音性に優れた屋根材となっております。
また、熱が反射しやすい素材のため、家の中が暑くなりづらい、防水性が高いのが特徴です。
逆にデメリットとしては、耐震性が低いことと、先述した通り塗装が必要になること等が挙げられます。
1平方メートルあたりの工事価格(製品代・工事代含む)は6,000〜10,000円程度になります。
5年ごとくらいで点検を行い、場合によって塗装をしなおす必要があります。20年を目安に葺き替えていただくと安全かと思います。
以上です。
目に見えない場所にある屋根だからこそ、しっかり知識を身に着けてメンテナンスをしていきたいですね。
屋根のリフォーム等もリフォームライフは得意としております。
向日市・長岡京市・大山崎町のリフォームはリフォームライフにぜひご相談ください。
